福島健さんが作ったルアーは本当に優秀なものが多いと感じています。
特にスピニングタックル全般とC4ジグは他に替えがきかないほどの性能を秘めており、僕自身溺愛しています。笑
今回は、この記事の下書き書いてから1年近く経ってしまいましたが(笑)この虫ルアーのインプレを書きたいと思います。
ちなみに、僕は虫ルアー超大好きで、夏は一日ほぼ虫ルアーで終わることもあるくらい投げ込んでいます。
他の虫ルアーも使い込んでいますので、内容はバッチリです!(自画自賛)

ギズモは優秀すぎた
数日間使い込んでみて、感じた素直なインプレを書きたいと思います。
ちなみに、田舎の野池での釣りしたため、数十匹単位釣りました。
(PE0.8直結でライトアクションのロッド使用)
そのインプレとなります。
まずはメリットデメリットをご紹介。
メリット
・重さがあるため、キャストフィールが良い。
・風に強い
・ピッチングの精度が高くなる
・一瞬沈んで潜るため、着水と同時に魚がリアクションバイトする
・放置するとよく釣れるルアー(他の虫ルアーに比べて)
・ガードが優秀で、小枝やウィードをすり抜けやすい
デメリット
・何度か投げているとフックからワームがズレてくるのが煩わしい
・専用のケースが必要(他のワームと一緒にすると溶けてしまう)
まず、一番驚いたのはキャストフィールの良さ。
通常、どのメーカーの虫ルアーも大抵は投げにくいです。
若干、ジャッカルの虫ルアーが投げやすい感じがしましたが、どのメーカーもキャスト精度だけはアングラー側の腕次第というところがありました。
だから、虫ルアーの最大の肝であるキャスト精度が上がりにくく、一般アングラーが使いこなすのは難しい側面もあったわけです。
しかし、このギズモはしっかりと竿に重さが乗り、風にも負けずに、キャスト精度が良いです。
飛距離に関しては、他の虫ルアーとあまり変わりませんが、ルアー自体に重さがあり、キャスト時の空気抵抗のバランスがよくコントロールが非常にしやすいですね。
フェザリングが非常にしやすく、枝に引っ掛けたいと思った時にかなり良い感じにコントロールができます。
一見大した性能ではないと思われがちですが、虫ルアーに突然タックルを持ち替えた時はプロでもキャスト精度はよくありません。
何度か投げないと、キャストフィールは馴染んでいかない・・・・
でも、このルアーは一投目からキャストフィールが良い・・
この差は非常に大きいと感じます。
また、ご本人も浮くスモラバをイメージして作ったとおっしゃっていましたが、確かにガードのすり抜けもよく浮くスモラバという印象を持ちました。
枝のすり抜けが他の虫ルアーよりも良い!
また、放置時にラバーが水流で動くかのようなイメージで虫パーツがゆらゆらし、青木虫と投げ比べていてハッキリわかったことは放置時のバイト数が多いということです。
青木虫の二倍以上のバイト数はとれました。

さらに、着水時に一瞬沈むのですがその沈んでからの浮き上がりが遅めに設計されていて、その浮き上がりの遅さが魚にリアクション的にバイトさせるトリガーになっていると感じています。
私観ではありますが、モッサリとした浮き上がりの動きに魚が騙されて着水リアクションバイトという釣れ方が多かったです。
これは他の虫ルアーではあまりなく、このルアーだからこその釣れ方だと思います。
ただ、僕が一番気になった点は接着剤などでフックを固定しないとワームからズレてくるということ。
キャストごとにワームがズレてくるため、リズムが悪かったです。
しかも、深くワームがズレるとガードまで入れ直さないといけない構造になっているため、虫ルアー特有のサイトフィッシング時にはデメリットになると感じました。

そのため、箱から出したら、まずは接着剤でワームを固定することをオススメします。
また、確実に入手して欲しいのは専用のケースです。
このために専用のケースを持ち歩くのはマイナスなポイントですが、ワームの性能を発揮するために必要なことです。
耐久性は伸びるゴムのような感じで、壊れる気配がありませんでした。
一個のみで30匹以上釣っても壊れませんでした。ニヤ

飲み込まれて針がとれなくなって焦った話
あまりにバイトが深く、喉の奥までこのルアーを飲み込まれたことがありました。
30前後の小型の個体だったため、何度か水につけて体力を持たせて、返しを潰してバーブレスフックに変えてフックを取りました・・・焦
飲み込まれたことは何度かありますが、虫ルアーで飲み込まれるのは初めての経験です。
それだけ、魚側も本気バイトしてくるルアーなんだとあらためて感じました。
僕の一軍ルアーになること間違いないですね。笑
毎回言ってますが、あまり知られて欲しくないルアー・・・・・笑
みなさん買わないで!笑
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