義務教育的思考の罠



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業界内のお話、釣りなどのたくさんの事例を交えながら、我々アングラーが考えて行くべき未来、個人の幸せに至るまで書いていきます。

 

では、初めていきましょう。

 

義務教育的思考を捨てる

 

結論から言えば、釣りに正解なんてないんです。

 

自分が楽しいと思ったことをするのが正解です。

 

どうしてこんな話をするかというと、義務教育の名残が全く取れずに、「何か正解があるはず!」「このルアーだから釣れた」と盲信しきっている方が多いと感じるためです。

 

現在、生徒さんや学生さんであれば、学校では他人より良い成績を取りなさい、運動会で一位を取りなさい、部活動で大会で成績を残しなさい、そんな競争マインドが植え付けられているのが現在の日本です。

 

その学校で教わった洗脳とも言える教育を元に、会社も成り立っています。

会社内では出世競争、垂直統合型の半軍隊的な組織、「根性、努力、気合い」だと言って生産性のない仕事をさせられていたり、上司の顔色を伺う無駄な残業、中小企業であれば若い人が入らずいつの間にか廃業。

 

昭和時代のこうした生き方を強いられているのが現在の日本であり、これが紛れもない事実なのです。

耳の痛い話になるかもしれませんが、こうして教育によって洗脳され、社会に出ても洗脳されているのです。

 

僕自身も完全に洗脳は解けていないかもしれません。

そうした洗脳社会の中、釣り人にすごく影響していると感じる点があります。

 

それは、これが正解の釣り方なんだ、この道具を使うのが正解なのだという考え方です。

義務教育では、これが正解だという回答が存在しました。

 

その回答を導いて、人より良い点を取りなさい、というのが学校の教えです。

 

しかし、釣りは、高度な数式を用いると研究者の方も参ってしまうほどの証明のできない難しいジャンルの趣味です。

 

そうした簡単に正解の出ないジャンルにも関わらず、正解があると思い込んでいることが義務教育的な考えそのものであり、釣りを楽しめなくなっている要因の1つだと思うのです。

 

そして、道具を販売している釣り業界も必死です。

余計なものは作りませんし、本当にアングラーのことを考えて作られた素晴らしい商品ばかりです。

 

しかし、そんな1つ1つの素晴らしい道具を比べて、これが良いこれが良いと選択を続けることは果たして幸せなのでしょうか。

 

道具がすごく好きで、「道具があるから釣りをしているんです」というタイプの方は良いと思います。

 

しかし、魚を釣るという点にフォーカスした時、道具の良し悪し以前に大事なことがあるということに多くの方は気がついていません。

 

その結果、毎月見る雑誌、付録DVDなどに心を動かされてしまい、必要のない道具まで買っている人も多いのではないでしょうか。

 

向上心のある釣り人はたくさんの道具を買って試しています。

それはそれで良いと思います。

 

しかし、問題なのは何も考えずに、この道具があれば、何となく釣りがうまくなるとか、このルアーでないと釣れないと盲信しきっている人たちです。

 

道具に釣果の大部分をフォーカスしています。

意外と、義務教育を受けずに、学校をサボっていたタイプの釣り人の方が意外と柔軟な発想をしますし、義務教育的な考えをしていません。

 

釣りに正解はないんです。

 

他人より、数を釣ったからなんだというんでしょうか。

 

他人より、大物を釣ったからなんだというんでしょうか。

 

別に自分が楽しければ、いいじゃないですか。

 

自分の魂が震えるものを楽しむことが一番です。

 

釣りをする上で他人より釣りたいと意気込んで、メンタルを乱されてしまって攻撃的になったりするのは害しかありません。

 

こうした競争マインド的な思考は害しかありません。

自分が釣りをしていて、楽しいと思うことを自分の声に従って素直に取り組むことが大事だと感じています。

他人と比べる必要はなく、自分が大物を釣りたいと本心で思うならそれを狙い続ければ良いのです!

そこに気がつけば、義務教育的な発想はすでに消え去っていると思います。

 

意外と女性は、魚が食べたいから釣りをする、という動機で釣りをしています。

そのため、競争するという考えすらないのです。

こうした女性から学ぶことが多いと感じる今日この頃です。

 

遊びを極めるには、義務教育的思考ではたどり着けないと思います。

 

釣りの日くらい、楽に考えたいものです。

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