釣りという趣味を通して、いつも感じていることは「不確実なことをいつも妄想している」ということ。
釣り仲間と本当かどうかわからない議論を夜遅くまでしていたりする・・・笑
でも、それが楽しいんだけどね。笑
特に今頑張っているハタゲームのボートゲームについては、憶測でしかないものの、かなり見えてきたものがあります。
まぁ、結論から言ってしまえば釣りの話は個人の主観でしかなく、本当の真実に近づくには、現場に通い、様々な地域に出向き、それ相当の経験と知見が必要なのかなぁといつも思いますね。
仮説をたてることの重要性
釣りが上手な人は基本的に仮説思考であると言われます。
なぜなら釣りという行為自体、人間が見ることができない全く未知の世界で繰り広げられることだからです。
今水中で起きていることを捉えるには、水中カメラマンを用意して撮ってもらうしかできません。
一般の人はそれはできないですよね。
それでも、未知の世界に対して「あれはこうだろうか?」という妄想を繰り広げて、今の状況推理していくことで良い釣果に恵まれてくると思っています。
推理小説は自分のペースで考えて、読み進めていけるけど、釣りの場合は目の前の自然に対して合わせていくアジャスト力や想像力が必要で、さらに状況をある程度正確に推理していく必要があったりする。
本当に奥が深い。
それに地域ごとに魚は同じでも釣り方や考え方が違ったりするから、さらに釣りの奥行きは広がっていくから本当に無限の楽しみがある趣味としか言いようがないです。
一生極められないんじゃあないかな・・・
最近は、水中カメラで魚の様子を誰もが知ることができるようになってきましたが、そのサンプルはまだまだ少ない。
僕は個人的にブラックバスの水中映像がもっと世の中に出ても良いんじゃないか?と思っています。
かなり需要はあると思います。
大手のメディアもこぞって釣り動画を作っているけど、どれも釣りをするだけの二番煎じ的な動画でしかないのが残念です。
アメリカの青年でさえも、水中カメラを使ってブラックバスの様子を撮影しています。
捕食のシーンやルアーも動きもバッチリ撮れていますし、映像しかなくても十分面白いと感じていますね。
こうした映像を見れば見るほど魚のことが理解できる!と思っている方。
実は全く違います。
見れば見るほど、わからなくなってくるのです。笑
んじゃ見る必要ないじゃん!って思うかもしれませんが、少しお付き合いください。笑
正確に言えば、映像を見れば自分がイメージしていた釣りや魚の動きなどと誤差が生じてよりわからなくなってくる時期がくるということ。
それに魚は同じでも、状況や地域に応じて魚の反応は明らかに違うため、自分が思っている通りにならないのが釣りの面白いところなのです。
映像をみて、魚を知った気になって、いざ釣りをしてみても思うほど釣果は伸びないでしょう、初めは。
それでも、釣りを続けて行くとその誤差は徐々に薄まっていき、自分のイメージ通りに魚が釣れてくれたりします。
そこまで行くと周囲からは「釣りウマ」と言われているでしょうね。
現在、アメリカでバストーナメントに挑戦中に青木大介プロは以前、「フィネスはエロス」と発言していました。
当時は全く意味がわかりませんでしたが、結局はどんなに努力しても妄想や想像の力は必要なのです。
映像社会が発展している現在だからこそ、この言葉の真意が気がつけました。
どんなに動画をみても上手くならないのは、本質を外しているからなのかもしれません。
釣り人はスケべが多いとよく言われますが、本当その通りなのかもしれませんね。
コメントを残す