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    『渡船屋の親父に言われた強烈な一言』釣りの上達を妨げるモノとは?

    1. ロックフィッシュ
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    この記事の所要時間: 521

    僕がゲームフィッシングという概念に目覚めた時の話をします。

    今思えば、地元の渡船屋さんに叱られたことが一番のキッカケでした。

    今回は僕が大学生の時の話をします。

     

    「ルアー」「リール」の性能ばかり気にしていた時代

     

    大学も慣れて、釣りに行く回数も多くなってきた夏の年でした。

    帰省で実家に帰っていた僕は、弟を誘い地元の小さな沖堤に渡って釣りをすることにしました。(根魚狙い)

     

    僕は5万円のハイエンドクラスのロッドにハイエンドのリール(確かアンタレスだったかなぁ?)を片手に、偏光グラスと帽子はジールオプティクス、ウェアはノースフェイスの数万円レベルのものを着ていました。

    当時は良いもので着飾っていたのでした。

    見た目だけエキスパート的なオーラを出していました。

    まぁ、身の丈に合わない高級ブランド物で着飾るOLみたいな感じです

     

    そんな格好で渡船屋さんに乗り込んでいったのですが、弟は全く逆の格好でした。

    ユニクロのシャツとパーカーに、どこで買ったのかわからないような1万以下のロッドとリール。

    カジュアルな帽子で、片手間に釣りをする格好でした。

     

    料金を払って、渡船屋のオヤジと話をしているうちにロックフィッシュ談義が盛り上がってしまい、色々話をしました。

     

    「あのワームは釣れる」

    「このリールはとにかく飛ぶ」

    「ベッコウゾイはこう釣る」

     

    そんな会話だったと思います。

    その後、渡船し沖堤防まで行きます。

     

    ベッコウゾイが釣れるかもしれないと言われていたので、ワクワクが止まりませんでした。

    しかし・・・

     

    渡船屋のオヤジに言われた強烈な一言

     

    渡船後、弟と共に沖堤防に乗りました。

     

    ベイトタックル一本で、大物しか狙わない!と宣言していた僕は、大きいワームに太めのラインで釣りをスタートさせていました。

     

    弟はというと、比較的ライトなタックルで、ワームも普通のサイズ、状況的にもマッチしていました。

    その後、僕のロッドにはアタリすらなく、弟が何匹か手頃なソイを釣ります。

     

    兄としての威厳もあるため、僕は躍起になって釣りをしていましたが、相変わらずアタリがありません。

     

    おかしいと思いつつも、ルアーをサイズダウンして何とか魚を触ろうとする作戦に出ました。

    しかし、重すぎるウエイトのためワームを小さくするとフォールスピードが上がり、根掛かりが多発してしまいます。

    これ以上シンカーを軽くも出来ず、極めてもどかしい時間が続きます。

     

    僕は、顔真っ赤になって釣りをしていました。笑

     

    結果、夕暮れ時のワンバイトのみで、1匹も釣れずにまさかの坊主で帰ることになりました。

     

    途方にくれて、渡船屋に戻ると、結果を聞いたオヤジがなぜか質問してきます。

     

    「ベッコウゾイの産卵時期は?」

    「アイナメの釣り時期は?」

    「この季節だと魚はどこにいると思う?」

     

    全く答えられませんでした。

    何だか意地悪な言い方でした。

     

    そして、こう言われました。

     

    「そんな格好して、魚のことわかってないじゃない!笑」

     

    僕は猛烈に腹を立てて、家に帰りました。

    弟にもバカにされながら……

     

    数日後、冷静になって考えてみました。

    渡船屋のオヤジとの会話と自分の釣り方について・・・

     

    おそらく、僕が見た目ばかり気にする何にも釣りのことも魚のことも知らない男だと、渡船屋のオヤジは見抜いていたのでしょう。

    そう感じました。

     

    この時にハッキリと気がつきました。

    僕が追い求めていた釣りは、メディアや広告会社が作り出した幻想であると

    メディアに影響され、本質を見失っていた釣り人でした。

     

    フィールドフィールドに合わせた釣りをしなくては、魚は釣れません。

    魚のことを知らないと、季節的なアプローチが出来ません。

    タックルやルアーが良いから魚が釣れるのではありません。

     

    優先順位が違いました。

    タックルやルアーは、優先順位としては後の話です。

    まずは、自然と魚を知る必要があったのです。

     

    道具集めは楽しいですし、道具について語るのは楽しすぎることです。

    でも、良い道具や釣れるルアーを探す前に、することがあるのではないでしょうか?

    道具について深く語って良いのは、メーカーなどの作成者側の話です。

     

    それに、ターゲットになる魚種のこともよくわからずに、偉そうに釣りのことを語れたものだなぁと赤面しました。

    その時、僕は渡船屋のオヤジに激怒していましたが、当たり前で大切なことを渡船屋のオヤジは教えてくれていたのです。

     

    冷静に考えたら、魚やフィールド中心に考える釣りをしたのもこの出来事がきっかけです。

    大げさに言えば、僕の釣りの分岐点とも言えます。

     

    無知の知

     

    結局、大学生の頃の自分は何も知らなかったことを知りました。

    YouTubeにある釣具の広告や商品紹介を鵜呑みにして、その釣具や商品があれば釣れると妄信していました。

    高価な釣具を否定しているわけではありません。

    高価なものは素晴らしいことは重々承知しているつもりです。

     

    やっぱり、大事なことは、昔も今も変わらなかったりします。

    だから、自然に対して謙虚さを失ってはいけないと思いました。

     

    今思えば、あの渡船屋のオヤジに感謝しなくてはいけません。笑

     

    釣りチキ三平が誰よりも釣る理由

     

    漫画を読んであらためて感じました。

    「三平三平(みひらさんぺい)は魚と自然の知識と知恵がある。そして、腕も良い。」

    だから、他人より釣れるんです。

    やや大袈裟かもしれませんが、釣りというのは観察力や知恵知識、そして人間力が総合的に求められるのではないかと思っています。

     

    「釣りっていうのは竿じゃなくて腕で釣るもんだ」

    一平爺さん

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