オオモンハタ

実釣主義!オオモンハタの釣り方と生態「ボートロックで25〜40gのジグヘッドを多用するワケ」

オオモンハタの現時点でわかっている生態と実釣から導かれたジグヘッドゲームについての記事です。

 

オオモンハタは基本的に九州地方より南では年中釣れ、関東近辺の海域では1月から4月をのぞく全ての時期で釣れます。

※ただし、静岡県の伊豆半島では真冬でも水深5メートルくらいの浅瀬までくることが確認出来ており、関東では釣るためのメソッドがないだけかもしれません。個人的に真冬には真冬の攻略法がある気がしてなりません。→冬でもスローに動かせば釣れます!(2021年12月追記)

 

生息域は関東から沖縄の太平洋側の海域です。

ベストなシーズンは初夏とされ、産卵時期である夏直前が最も熱い時期と言われております。

ですが、現実的には真冬を除けば大体どのシーズンでも顔を見せてくれることが多いのが最近の経験則です。

 

釣り方のメインはボトムから中層をメインとしたジグヘッドによるスイミングゲームが一般的です。

ちなみに、ボイルがあればトップでも釣れます。

 

あくまで捕食時は中層メインで、ダイバーさんの話では普段はボトムにべったりくっ付いていることもありますが、普通に中層を泳いでいることもあるそうです。

 

これはオオモンハタが小型から中型になるにつれて魚食性が強くなることに由来しています。

基本的に中層で餌を探している時は群れを形成しています。

小型は従来通り、ボトムでの釣りに徹した方が釣果が良く、中型から大型の魚はスイミングゲームが圧倒的に釣果が良いですね。

そして、地元ダイバー情報だと、大型になると青物と一緒に中層を縦横無尽に泳ぎ回ったりしているなど、本当にロックフィッシュか?と思える一面も持ち合わせています。

 

同じエリアに生息しているアカハタは甲殻類をメインに捕食している関係で、餌が流れてくる速めの潮を好みますが、オオモンハタの場合、現場感覚で、かっ飛んだ速い潮よりもやや緩めの潮の時に活性が高い傾向にあると感じています。

当然潮が流れている方が活性は高いですが、程よい感触がありますね。

 

オオモンハタのジグヘッドゲームについては、S氏というロックフィッシュマニア含め、僕自身も日々研究している分野の1つです。

気がつけば、この釣りをして約7年の月日が経ちました。

上手い人は沢山釣ります!(S氏)

 

筆者初めてのオオモンハタ(7年前)

 

ハイレベルな釣りをするH氏

 

現在は、ロックフィッシュのエキスパート達がメディアを通して、様々な情報や釣り方を日々発信していて、かぶっている内容かもしれませんが、ローカル的な視点を大事に書いています。

結論から言って、キャストした重めのジグヘッドをボトム(海底)に着底させて、リールで斜めに巻き上げる釣りが最も釣果をあげる方法(出来れば横引きに近い方が良い)です。

実はこれ以外の方法についても散々試しましたが、ジグヘッドの平行引きに近い巻き上げに敵う釣りは少ないです。

 

なぜ、重めのジグヘッドで狙うのか?

そんな世間の曖昧な感覚を実釣経験を元に新しく構築したのが今回の記事になります。

現段階でわかっていることを書きますので、これからロックフィッシュゲームを始めたいという方やオオモンハタゲームについて理解を深めたいという方は最後までぜひご覧ください。

 

重めのジグヘッドを使うには理由がある

 

なぜ、重めのジグヘッドを使うのか?

(当然、潮の流れや地域によって変わりますが、ジグヘッドの重さは20グラムから40グラムを使い、30グラムがベースです)

 

基本的にメバルのようにレンジが大事です。

ベイトフィッシュのいるレンジの下付近を横引き(究極には水平引き)して誘いをかけるのが最も有効な方法です。

しかし、海において一定のレンジを引き続けることは極めて困難なことがわかってきました。

 

例えば、軽めのジグヘッドで一定レンジを引きたいと思い、通常より軽めの14グラムのジグヘッドを沈ませてカウントダウンしたとします。

ボトムまで、60秒で着底したとすれば、普通に考えれば、30秒カウントでボトムに着底せず、ちょうど真ん中の中層を引ける計算になりますよね。

そうすると、軽めのハードルアーやジグヘッドでも水平引きが可能だと思いますよね?

 

しかし!

水深が深い場所には、潮の流れがあり流れの層もあり、より複雑になります。

それもキャストする方向、ポイントによって逐一変化しているわけです。

一投目は着底まで60秒かかったとしても、二投目は80秒かかったりします。

一投目と二投目でキャストしている場所はほとんど変わらないのにも関わらずです・・・・

こうしたことが軽いウエイトのルアーだと平然と起きるのです。

そのため、軽めのジグヘッドでレンジをカウントして中層を引く釣りはそもそも基準となるボトムへの着底時間がコロコロ変わるため成立しないのです。

淡水でトラウトをやっている人や浅瀬でメバルを釣っている人なら先ほど紹介した「カウントダウンの方法でレンジコントロールできるじゃん!」と思いがちですが、水深があり潮の流れが早い船釣りでのレンジコントロールはほぼ不可能な技なのです。

そもそも船も動いていますし、回転数の違うリールを使っていればそれこそ千差万別の感覚であり、答えがありません。

 

ではどうするか?と言えば、そこで登場するのが重めのジグヘッドな訳です。

重めのジグヘッドを使って確実に底をとり、底から巻き上げ、オオモンハタのレンジを底から探るスタイルが最も効率が良いわけです。

(基本的なスイミング方法)

理想はベイトフィッシュのレンジを水平引きすることですが、軽いジグヘッドだと中層を引いてくるのはほぼ不可能のため、重めのジグヘッドで底という基準から巻き上げてくる方法が一番わかりやすい。

(潮が止まっているタイミングだと上からのカウントで探れますが、そういう潮が流れていないと魚の活性も低いのです・・・)

 

ただし、重めのジグヘッドを斜めに巻き上げてくるのが効率が良いとは言え、まだまだ改善の余地はありますし、スイミングにもパターンが存在することが確認できています。

斜めに巻き上げてくるということは、オオモンハタのストライクゾーンに達するまでに無駄な時間が発生し、かつ中層のシビアなストライクゾーンによっては点でしか接点がないからです。

いかにレンジに合わせて、オオモンハタの目に長く触れる巻き方をするか?が大事になるのです。

ストライクゾーンを探す!

 

実際はフォールも入るため、こんな感じ。(ちょっと角度がきついですが・・・)

 

そうすると結局は船釣りでもキャスト距離を稼ぎ、角度のゆるい横引きの時間を長くとることが最もバイト数を稼ぐために有効な方法となるんですね。

また、今回説明した方法は基本中の基本的なスイミング方法となりますが、仲間内では3パターンのスイミング方法が有効であると発見しています。

雑誌などでは「ただ巻きで大丈夫」と紹介がありますが、明確にスイミングのパターンが存在します。

低層パターンと中層パターンと上層パターンがあり、レンジは日により変わります。

 

話は変わりますが、重めのジグヘッドを使うにも弱点があります。

それはバレやすい点使う竿が限られるということ。

まず、ジグヘッドが重いということはそれだけテコの原理で、魚が首を振った時に外れやすいことを意味します。

特に船釣りで感度優先でPE0.6号を使う時は、ウエイトが重すぎるとすぐバレます。(30グラムまで推奨)

具体的に40グラムとPE0.6号の組み合わせがよくありませんでした。

この場合、最低でも0.8号がオススメです。

 

そして、使う竿が限られるという点。

ロックフィッシュ用の竿は出ていますが、かたすぎるとシビアな日に吸い込みしてくれませんし、竿がやわらかすぎるとバイトが極端に少なくなります。

なぜ、やわらかすぎるとバイトが少なくなるのか、わかっていませんが、ジグヘッドが潮の抵抗を受け、動きが暴れすぎてよくないのかもしれません。

具体的にL(ライト)クラスの竿で30グラムのジグヘッドを巻くとバイト数が減ります。

タイラバやテンヤだとちょうど良いのにジグヘッドになると不思議と減ってしまうんですね・・・・

 

オオモンハタの基本的な釣りであるジグヘッドリグの疑問について回答させてもらいました。

オオモンハタのさらに突っ込んだ生態については今も調査中で、時々記事にしていきたいと思います。

また、オオモンハタが釣れやすい潮の話も今後していきたいと思います。

(しっかり真冬も調査のため、釣りに行っていますので、それも記事に・・・笑)

 

ボートゲームの理想は水深の3倍のキャスト距離

 

もし、ボートでロックフィッシュをしたことがない人がいれば一度やってみることをオススメします。

ボートでのハタゲーム、オカッパリでのハタゲームではまるで違います。

ボートでは何でもないサイズの魚でも、オカッパリになれば獲れるか獲れないかわからない貴重な魚に化けます。

根に潜られて苦戦するのが、オカッパリです。

そのため、オカッパリではそれ相当の強さの竿と糸の太さが必要になるため、ボートゲームよりも糸は太めで竿も専用のものにしてください。

(オカッパリ例:1.2号 9.6フィートの専用竿)

 

さて、だったらボートゲームなら誰でも釣れるのか?と言われるとそれも違います。

伊豆半島周辺、相模湾周辺共通ですが、オオモンハタを釣るには基本的にルアーを横引きしてくる必要があります。(ボトム着底前提)

 

正確に言えば、キャストして着底させて、ジグヘッドを斜めに巻き上げてくるのですが、この巻き上げの角度が緩やかになればなるほど横引きに近くなりますよね。

他のロックフィッシュの場合、フワフワっと浮いてさえ入れば魚は食いついてきますが、オオモンハタについてはアグレッシブにベイトを追っており、餌となるベイトフィッシュは基本的に横移動です。

どんなに早く巻いても一瞬で捕食しにきます。

 

そのため、横引きに近い角度で引いてこれるほど、オオモンハタのアタリが増え、釣果が伸びる傾向にあります。(個人の体験談です)

タイラバのようにバーチカルに巻いてくる釣りでも釣れることは釣れますが、数は少なくなる傾向にあります。

 

真下に落として角度のきつい斜め引きでも釣れますが、基本的には横引きに近ければ近いほど良いというのがボートゲームをし続けてきた僕らの見解です。

では、船釣りでしっかり横引きするにはどうしたら良いか?

 

理想は水深の3倍の距離をキャストすることです。

例えば、水深20メートルのエリアで横引きしようとすれば、60メートルのキャスト距離が理想。

水深30メートルだと90メートルキャストが必要な計算になりますね。笑

 

それくらい理想的な横引きで巻いてくるのは飛距離が大事だと思ってください。

タックルバランスも考えなくてはいけませんしね・・・

特にロッドは遠くからフッキングするため、硬めのMHかHクラスが理想です。

(巻いている時に、ティップがはいればXHでも大丈夫です)

 

また、船からキャストして、潮が払い出しているのか、手前に流れているのかによっても着底の感覚が変わり、ジグヘッドの巻き抵抗が変わります。

 

何れにしても、距離を稼げる方が圧倒的に有利なのがオオモンハタゲームなのです。

そのために、やわらか過ぎて飛ばない竿やスピニング用のタイラバ用の竿は論外だと思ってください。

ベストはロックフィッシュ専用竿やボートシーバス用のものがオススメです。

 

僕は船長に許可が取れれば、飛距離を稼ぐために9フィートの竿でキャストしています。

(投げる時、周囲には本当に気をつけてください!)

ジグヘッドを潮に流して糸を出し、巻いてくる方法もありますが根掛かりが増えるのでオススメしません。

 

ベイトフィッシュの有無でレンジが変わる魚

 

中大型のオオモンハタがいるエリアにはあまり共通点がない印象です。

ある時は砂地にいたり、ある日は岩礁帯付近、またまた沖だったり、と実に様々なエリアにいます。

水深の変化があるポイントは基本的に有望ではありますが、ベイトフィッシュがいるエリアは特に有望です。

ボートゲームが圧倒的に有利なのは、魚探で中層のベイトフィッシュを発見できる点にあります。

青物が入っていてもオオモンハタはいます。

ただ、シーバスが入っているとオオモンハタはいない傾向が強いです。

西伊豆のベイトフィッシュの代表例は、ボトム付近はシロギスやネンブツダイ、中層は片口イワシやマイワシ、アジ、キビナゴなど。

東伊豆はボトム付近ではベラやシロギス、中層はイワシ類やアジ、キビナゴなどが多いですね。

 

まずは、現状把握しているオオモンハタの基本的な生活リズムを簡単に紹介します。

まずめ時はボトム付近にいて、活性は高くなくテキサスリグで釣れたりします。

これが9時くらいの朝まずめの時間を過ぎると状況が一変します。

お昼くらいには魚のレンジが上がり、魚がパワーアップします。笑(引きが強い)

青物がベイトフィッシュを追いかけるタイミング(朝夕)とズレている様子です。

 

魚のレンジについては真冬をのぞき、基本的には日に応じてレンジが若干異なります。しかし、これはたくまでバイトしてくるレンジの話で、基本はボトム付近から追いかけてきます。そのため、底どりからの巻き上げがマストアクションです。

オオモンハタは、サイズ問わず上層まで追いかけてバイトして来ます。

30センチくらいの小型のオオモンハタを船より5メートル下でバイトさせてこともありますね。笑

 

また、オオモンハタは昼間にスイミングで釣れたけど、時間がたつとボトム周辺で釣れたということがあります。

そのため、その日どころか時間帯に応じてレンジが変わる魚で、それも群れ単位が多いためレンジを意識することが大事です。

 

ちなみに夜にオオモンハタが釣れたことは今のところありませんので、完全な昼行性の魚であるという認識です。

こうした性質から言って、オオモンハタは他のハタ類やアイナメなどとは違う魚であると言えますね。

従来のロックフィッシュゲームでは、「エリア→ポイント+タイミング」と考え、魚を釣りますが、オオモンハタの場合「エリア→レンジ→ポイント+タイミング」とレンジが加わったことにより、その推理の幅が大きく広がりました。

これは他のロックフィッシュゲームにも波及し、ロックフィッシュのジグヘッドゲームというブームが生まれているのではないかと考えています。

 

東北でロックフィッシュを覚えた人ほど、最初はオオモンハタを釣るのは難しいことが多いと考えています。

なぜなら、ロックフィッシュ=底付近という概念がどうしても消せないからです。

そこを乗り越えてこそ、オオモンハタをキャッチすることに繋がります。

思い切ってジグヘッドを浮かし、それを継続できるかに勝負がかかっています!

 

具体的に僕らはどうやってレンジを測っているかというと・・・

オオモンハタは、キャスト距離により巻き上げの角度も違うため一概に何メートルの位置で食ってきたとは言いにくい釣りです。(逐一計算できてない。笑)

そのため、ハンドルの回転数で報告しあっています。

 

例えば、ボトム着底後、ハンドル3回転まではアカハタが釣れたけど、オオモンハタは5回転で食ってきたとわかれば、アカハタよりも2回転分ヒットレンジが高いという情報が得られます。

エリアやその日の活性により、どの回転数で食ってくるかはわかりません。

7回転の日もあれば、20回転の日もありますし、エリアでも違います。

 

僕の場合、20回転の日は魚がかなり浮いていて、だいたいボトムから10メートルほど離れている状況です。

上層だと40回転というケースもありました。

この段階で本当にロックフィッシュか?!と思いますよね。笑

 

水深30メートルで、ベイトフィッシュが水面から15メートル下にいる状況で、ボトムから巻き上げ20回転で釣れるのがオオモンハタなのです。

参考までに僕のハンドルの回転スピードですが、ハイギア前提で1秒間にハンドル1回転を基準にしています。

実際もっと早く巻いても全然釣れますが、僕の場合はこれに落ち着いています。

 

関東全域で小型のオオモンハタが増えている

 

オオモンハタの中でも小型のサイズ(30センチ以下)について、他のロックフィッシュ同様にボトム周辺で釣れることもあれば、集団でベイトフィッシュを追いかけ回してトップに出ることもあります。

意外かもしれませんが、小型とは言えトップまで餌を追いかけるアグレッシブな魚です。

小型の頃から、この行動範囲の広さは他のロックフィッシュには見られない特徴であり、オオモンハタは特異な性質を持った魚と言えます。

 

行動範囲の広さはエネルギーの消費も大きいことを意味しており、摂餌量も他のロックフィッシュに比べ多いと言えます。

摂餌量も多く成長が早いオオモンハタ、産卵可能な大きさへの成長も早く、沢山の子供が生まれています。

この生態的な特性が、近年関東を中心に爆発的に増えている要因の1つだと言えます。

伊豆半島では、小型のオオモンハタの群れがベイトフィッシュをトップまで追いかけるシーンが何度も目撃されています。

ただし、小型のオオモンハタは群れで動いている特性上、いるエリアといないエリアがはっきりとします。

いないところは本当にいない・・

エリア選択が大事な魚種です。

エリアさえ、合っていればメバルのように数釣りも可能です。

港内にいる小型のオオモンハタは大きくなると沖に出てしまう傾向にあると言われますが、基本的に小型のうちは堤防付近でよく釣れます。

 

冬から春は深場で釣果がありましたね。

 

昨今は相模湾、駿河湾でオオモンハタの数が増えてきており、小型のオオモンハタをメバルタックルで楽しむスタイルも見受けられます。

何れにしても関東では身近に狙えるダイナミックなロックフィッシュとしてこれからも人気のターゲットであり続けるでしょう。

 

オオモンハタはジグヘッド以外で釣れるのか?

 

オオモンハタという魚を考えた時に、真っ先に思い浮かぶリグがジグヘッドリグです。

リグの姿勢がよく、扱いやすく、ただ巻くだけで釣れる素晴らしいスタイルです。

世間一般的に一番認知されていて、よく釣れるベーシックなスタイルです。

しかし、ルアーで狙う以上はそんな懐の浅い話をしても面白くはない。

 

だからこそ、ハードルアーや別のリグで狙ってみるわけですが、僕らの経験上ベーシックなジグヘッドの釣りが最も効果的だとわかっています。

その理由は後で説明しますが、ジグヘッド以外のテキサスの釣りでも、ハードルアーの釣りでも、タイラバでもオオモンハタは釣れます。

 

例えば、エコギアの「7インチパワースクイッド」を使った中層での釣りもオオモンハタに通用します。

これについては、秘密事項のため詳細は書けませんがジグヘッド以外にも色々釣り方はあることをご理解ください。

 

魚食性の中大型のオオモンハタは基本的にレンジさえアジャストできれば、釣れます。

理論上、最も大型の魚を釣る上で効率が良いとされるスローピッチジャークよりもジグヘッドの釣果が上回ります。(オオモンハタの場合)

巻く釣りは、シーバスのような釣りになりますが、シーバスとの一番の違いはアタリの出方。

 

「ガッガッ」

「ゴンッ」

 

というようなロックフィッシュならではの強烈なアタリはオオモンハタならではも魅力と言えます。

それも中層で起きるんですから、病みつきになりますよね。

このアタリは追いかけてきたオオモンハタが瞬時に遊泳レンジまで反転して戻ることに加え、竿が硬めであるロックフィッシュゲームならではの反応だと感じています。

(竿が硬いと抵抗を感じた魚の反転する力も強くなるため)

 

ただし、中層以外では岩礁帯の隙間にいる場合もあり、僕の場合、岸際の岩礁帯に沿ったジグヘッドのフォールで釣れたこともありました。

 

最後に、オオモンハタを本格的に狙いたい方はボートでの釣りをオススメします。

ボートでの釣りは深場で楽しい釣りができますが、貴重な水産資源ですので、食べない分はリリースしてくださいね。

 

最後までご覧くださりありがとうございます!

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