青木大介プロとは
賞金のかかった日本のブラックバストーナメントJBにおいて抜群の成績を収め、現在はアメリカのバストーナメントで大活躍、日本人最強の名がふさわしいトーナメンターの一人です。
フィネスフィッシング(繊細で技巧な釣り)のここ数年での第一人者的な存在でもあ
そんな青木大介プロの発言からロックフィッシュゲームに応用できる考えを僕なりに応用してみます。
今回はその日の正解にたどり着くまでの考えに焦点を絞リます。
一般とされてきた魚探しの考え方
○広く探ってその日の正解を導き、絞り込んでいく。
こういった考えがこれまで多くのバスプロたちから語られてきました。
実際のところ、この考えが一つの正解であり、まずはサーチしてから、より釣るための釣りにシフトするのは基本的な考えであります。
例えば、ジグヘッドリグで広範囲をサーチしてその日の活性具合を見る、そして活性や食べている餌、場所に応じてテキサスリグの動かし方やワームの種類を変える、食わせる場所とアクションを突き詰めていく、みたいな感じです。
とにかく釣りはじめはラン&ガン、打っては移動し打っては移動しという風にやっていくケースが多くなるのではないでしょうか。
俗にいうサーチルアーと呼ばれるものを最初に使い、だんだん状況が読めてきたら、魚にアジャストしていくという流れになります。
そして、基本的に大きいものから小さいルアーへというバスならではのルアーセレクトの方がわかりやすいです。
ロックフィッシュの場合、リグの数が多くないのでどちらかといえば、動かし方やワームの種類などに焦点を絞る考えが多いです。
狭く探り、広く見る
この考えは青木プロのトーナメンターとしての基本的な考えです。
非常に独特な考えをしていますが、中途半端な考えではないことは確かです。
まず、トーナメントに出場する以上生活の関係もあり勝たなければいけません。
そして、釣りの大会の中でもっとも過酷で精神面、技術面など大きく左右されるバストーナメントにおいてベースとなる考えというのは重要な意味を成します。
釣り場から魚を探す(大会当日の)という最初の段階の考えがあやふやだと、いくら技術があっても、いくら精神力が強くても良い結果は生まれないものです。
やみくもにやっても結果がでないことは釣りに限ったことではないと思います。
今回、青木プロの考えをみて、あっ!これロックフィッシュに応用できると考えました。
青木プロ曰く、まずはその日の魚のコンデションを自信のある一級エリアで探って確かめるそうです。
その時の魚の反応速度、ルアーへの反応の仕方などなど必要な情報を突き詰めていくそうです。
そこから、全体のエリアでこういうコンディションの魚はどこにいるのかを広くみていくそうです。
はじめに釣り方ありきという、逆転の発想ですよね!
釣り方を見つけたら、その条件に合うスポットを探していく、これが青木プロのやっている釣りの大枠になります。
ただし、魚の行動特性や釣り方が確率している人だけが許されるやり方でもあり、一般の人が真似てもうまくいかないケースも少なくないと思います。笑
青木プロの考えをロックフィッシュに応用する
・普段通っている釣り場の場合
潮が当たるような消波ブロックがあると仮定して、こういった一級のポイントに様々なウエイトのテキサスリグ、ワームのローテーション、カラーのローテーション、スイミングなどとプレッシャーを与え過ぎない範囲で一級のポイントだけに焦点を絞り、釣り方を探っていきます。
その後、釣れた魚を元に釣り場全体で同じようなフィールドコンディションがないかをチェックし、テトラで釣れたパターンを試していくという流れになります。
・初めての場所の場合
まず、一級ポイントを探すことが前提となります。
しかし、ロックフィッシュの特性上、一級の根の位置がわからないことが多いです。
偏光グラス越しにしっかり確認できれば良いですが、いつもそういうシチュエーションだとは限りません。
そのため、まずは地形を探ることが一番の優先事項になります。
全体をテキサスリグなどの引っかかりにくいリグで、手早く地形を把握し、地形変化などの大きなストラクチャーの一級ポイントを見極めて、上記の釣りにシフトしていくという流れに持っていきます。
ここまで読んでみていかがでしょうか。
少しヒントになった方もいれば、全く意味がわからないなぁと感じる人もいると思います。
説明不足過ぎていたらすみません。笑
また、魚をある程度釣ることができ、かつ魚の位置もある程度予測ができる中級者以上の考え方のため、難しく感じる人も多くいらっしゃると思います。
魚釣りに正解はありません。
こういう考えもあるよ、と知っていただくだけでも今後の釣りに役に立つのではないでしょうか。
小さく探り、広く見る。
ぜひ参考にしてみてください。
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