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    『騙される釣り人達!』SNSを使い続ける未来に何が残るのか?

    1. 源流イズム(アングラー教養)
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    SNSを使い続ける未来に何が残るのか?という真の人間として生きるために極めて根本的な問いをSNSと言う社会的ツールの闇の側面から深堀してみます。

    意識が高い人にはぜひ、最後まで読んで欲しいです。

     

    SNSの本質とは広告媒体である

     

    僕自身は中学生の頃から元祖日本のSNS?であるミクシーやモバゲーと言ったケータイ世代であり、当時は中学生の頃から一生懸命パケット(すでに死語)を消費していた1人でもありました。

    そんな生活をしてきて、SNSを通じて人と出会ったり、感動を共有できたり、新しい知識を得たり、人に認められる感覚さえもあったりと色々楽しんでいました。

    また、SNS上で失恋したり(笑)、批判殺到、誹謗中傷されたことも何度かありますね。

    今ならよくわかるのですが、SNSとは感情的なことが非常に広がりやすい特性を持っているということなんですね。

    釣人なら、「デカイ魚釣ったぞ!」的な超嬉しい投稿はすごく広まりやすいですよね。

     

    Twitterをはじめ、Facebook、インスタグラム、一時期は仕事としてYouTubeのチャンネル管理もしていましたから、YouTube動画が投稿され、コメントがきて、内容を分析するまでの流れも大体理解しています。

    また、YouTubeやTwitter、Facebookがそれぞれどんなことに向いており、それぞれがどういう風に左右するのかも仕事上で得た知識として持っています。

     

    まだ未成年の頃からSNSという文化に慣れ親しんでいる現代の20代世代はSNSの進化と共に成長してきた新世代でもあると思います。

    新世代なんて言っていますが、必ずしも良い影響を与えている世代とは言えませんし、ある意味実験体のような人たちが多いかもしれないと・・・

     

    例えば、SNSをよく使ってきた世代を追跡調査すると、なんと自殺率が非常に高くなっているデータがあるのです。

    加えて言えば、これまで自殺率が極めて低かった10代女性の自傷行為の数も増えていると・・・

    そのデータはSNSが開始された時期と見事にリンクするというのです。

    また、現代のSNSがコミュニケーションのツールとなっている若い世代にとって、SNSが蝕む問題は1つではありません。

    盛った写真という虚像と現実を比べてしまい悩む中高生、脳が短期的な集中力しか持てない、鬱の増加、ネガティブな感情に対するセルフコントロールができない、簡単にフェイクニュースや陰謀論などを信じてしまうなど様々な弊害が生まれています。

    また、SNS疲れなどの新たな問題も生じています。

     

    なんでそんなことが起きているのか?

    そんな疑問を持ち、色々なSNSの弊害について調べてみました。

    その結果、ある1つの原因に辿りつくのです。

     

    「SNSとは高度な広告媒体である」という点ですね。

    なぜ広告媒体なのかと言えば、SNSの運営しているグローバル企業のお客さんとは誰なのか?というお金の流れを追えば真実に辿り着きます。

     

    例えば、FacebookやYouTubeなどの超巨大なプラットフォームは広告主からの広告料で開発、運営され、無料で全世界のユーザーに提供されています。

    その無料で提供されているサービスが「SNS」であるということです。

     

    なぜ無料で提供するかと言えば、無料で利用するユーザーにいかに広告を見せるかという数字だけを追い続けているからなんですね。

    その広告を見せるためのプロセスは非常に複雑で、僕たちが無料でみているSNSの画面の先にあるのは知り合いの投稿ではなくスーパーコンピューターであり、AI(人工知能)そのものです。

    つまり、僕たちが普段目にするSNS上の画面は一人一人違い、確実に操作された結果だけが表示されるようになっています。

    それは広告をいかにみてもらうかを考えた時に、いかにSNSを長く利用しているかという点に尽きるからだとコンピューターが判断しているのでしょう。

    だからこそ、ユーザーが好きそうで目に留まりそうなオススメ画像や動画、投稿が次々と表示されてくる訳です。

    それも投稿だけに留まらず、どの人物の投稿を多く表示させるかも高度に計算されているのですから、人間関係にまで及んでいる訳です。

    僕たちはまるで知らないだけで、我々の想像を遥かに超えた怪物を相手にしている訳です。

     

    ユーザーの好みだけがどんどん表示されてくるとどんなことが起きるかというと、偏った知識しか持てない人間になってしまいます。

    例えば、ブラックバスが好きでバスの情報ばかりみているとそれに関する内容だらけになっていきます。

    でも、ヘラブナの釣りの中でブラックバスに応用できる考え方があるなんてイノベーションはいつまで経っても気がつく事はなくなります。

    実は海でバズベイトが釣れる条件があるのに、SNSの情報だけを信じてしまって挑戦しなくては気がつく事はないでしょう。

    結果、誰かが投稿した情報に振り回され続けてしまうのです。

    間も無く、自分に適した情報しか表示されないSNSに成っていくのではないかと感じざるを得ません。

    SNSはある特定の知識のある方は知識のある媒体に、知識がない人には知識がない媒体へと変化していくのでしょう。

    意外とネットの世界は狭いんですね。

    これが釣りという枠を越えて、一般世間に目を向けるとそれぞれが好き好みで自分と同じ考えの情報ばかりになるといずれ、衝突してしまいます。

    SNSでアンチが発生する理由の1つかもしれません。

     

    例えば、陰謀論を強く信じている人とそうでない人とで二極化が進んだり、政治的な分断もすでに起きている世界的な大問題です。

     

    全体的な構造を見抜かないと自分自身の情報がただ消費だけされてしまうだけの人生になりかねませんね。

     

    釣りという趣味を通して、様々な投稿をしてきましたが、いかに良い投稿をしても最終的に本当の感動を得られないのは自分たちの情報がSNSのただの商品になっているからだと感じてなりません。

    僕は釣りに関しては、「竿を振ったその先の自然の中でしか本物の感動はない」と思っているので、ただのツールとして割り切っています。

     

    10年以上、釣果情報を中心にブラックバスの釣果について発信していたブログがあったのですが、ある日を境に更新がとまりました。

    そして、その方の最後の投稿にこう書かれていたのが非常に記憶に残っています。

    「10年間、釣果情報を投稿し続けてきたが、自慢話をしても得られる物はなく、ただ虚しさだけが広がる苦しさに悩みブログをやめることにしました」

     

    そんな内容だったと思います。

    数年前にみたこのブログは現在どうなっているか分かりませんが、目的なく投稿し続けることは、ただお金を儲けたい人に利用され続けているだけに過ぎないのかもしれません。

    当時は理解できませんでしたが、今の社会の仕組み上、こうしたネット上の虚しさはじわりと広がり続けていくのだと思います。

     

    釣りに関する投稿で得られるモノは?

     

    2020年秋、ある一冊の本が目に留まり、Amazonでリアクション的に買ってしまった一冊があります。

    この本は釣人の行動特性や釣りの効用を様々な角度からポジティブに捉えるというあるようでなかった釣り肯定の本です。

    本の中では釣人に関する研究が隅々までなされており、釣人の考えや思考についても大変勉強になりました。

    釣りバカ解体新書 みんなが知らない釣りとビジネスの意外な関係 人生100年時代のライフワーク

     

    なかでも「釣り人の話は長い!」や「自慢話が多い!」という点は非常に共感できます。

    意外とSNSで解消されやすくなりますから、案外SNSと釣り人は相性良いのかもしれませんね。笑

    誰だって良い魚釣ったら自慢したいですからね。笑

     

    でも自慢し過ぎはよくないです。

    僕が大学生の頃、毎日のように朝と夕方は釣りしてましたが、バス釣りの投稿を日々行っていたら、誹謗中傷されたことが有りました。笑

    自慢話ですが(笑)、当時はシーズンごとに1週間に何匹もの40アップを釣り上げ、全部投稿していないくらい魚釣りましたね。笑

     

    でも、そういう自慢だけの投稿では話題にはなっても、本当の意味で人の役には立たないなぁと思ったので、ある日を境に釣果投稿は控えるようになりました。

    釣果情報を出すなという意味ではないですが、「意味のある投稿をしていきたい」ということです。

     

    メーカーのテスターなら当然、その道具で釣れた魚の投稿はしなくてはいけませんが、そういう状況でもなければ別に良いかなと思っています。

     

    僕の弟は未だに毎日釣りして何千匹と様々釣っていますが、SNSに投稿したことは一度もないです。

    前、聞いた時は「俺、SNS嫌いだわ」と言っていました。笑

     

    未来へ向けて対策を考える

     

    全然話変わりますが、もし子供が出来たなら自分の子供にはSNSはさせないと思います。

    アメリカ・シリコンバレーで働くクリエイティブな人ほど子供へSNSを禁止させていると言います。

     

    これは一体何を意味しているのか僕なりに考えると、やはりSNSは人間が商品となっている気がしてなりません。

    石油という死んだ生き物が残した地球の財産がお金に変えられていくように、今の時代は合法的に人間そのものがお金に変えられていく時代に生きているのかもしれません。

     

    自然のなかで小さな小さな局所の観察をしていると自然が常に変化していることに気がつくように、我々の社会の中でも日々の生活の中で変化に気がつくことは大事なことではないでしょうか。

    世の中の変化を見つめているとしっかり自然の摂理にのっとっていると感じることは多々あります。

    その真実を見極める能力と時間を他人に奪われてはいけないと最近思うようになりました。

     

    僕は最近はSNSとの距離のとりかたを考えた結果、以下の行動をしています。

    ・寝る前は気になってしまうので、SNSを開かない。

    ・隙間時間(待ち時間、ウ○コ中など)にしかSNSを開かない。

    ・情報が増えすぎるのでフォロワー数を減らす。

     

    現在は仲間や友人との繋がりもありますから完全にSNSを辞めるのは現実的ではありません。

    そのため、上記のような制約を付けて楽しんでいます。

    もちろん、何か発信したい時は開きますが、あくまで習慣的に開くのではなく目的を持って開きます。

    結構、SNSと距離をとり始めると見なくなる習慣がつくので、継続することが大事だと思っています。

    特に、「フォロワー数を減らす」は結構効果ありますよ。

     

    最後に言いたいことは、釣りという行為は自然と触れ合い、人間の本能を目覚めさせ、世の中一般的な合理的、論理的な部分よりも感性的な部分を高めてくれる学びの場であると言われます。

    スマホを離し、自然の中であれこれ考える時間の方が大事ではないかと思います。

     

    誰かに計算された世界より、やっぱり、不確実な外遊びが最高です。

     

    今回の参考にした動画です。

    監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影

    登録が必要ですが、ネットフリックスは本当に面白い動画ばかりですから、登録して損はないと思いますよ。

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