なぜ、東北人はしょっぱい食べ物を好むのか?
突然ですが、日本全国の食べ物の味付けには法則性があったのご存知の方いますか?笑
なんとなく知ってますよね。
北海道・東北地方は昔から塩辛いものや塩辛い味噌などを好んで味も濃いものを食べています。
関東は日本の真ん中ということもあり平均的であり、名古屋や関西方面に行けば、東北に比べてやや味が薄くなり、さらに九州に行けば甘くなっていきます。
大分県に行った時は刺身につける醤油が甘くてビックリしましたね。
僕は完全に雪国で育ち、目玉焼きにもコロッケにも醤油をかけますし、濃いめの味噌汁を飲んで生きてきました。
なぜ、東北人はそんなに濃いめでしょっぱい物を好むのか?
それを独自に調べました。
答えは、想像通り、寒冷地に対応した食事の仕方だとわかりました!
どういうことかと言うと、寒い地域の人は寒くて汗をかけないから塩をとり、水分を出したがるんですね。
水分の出し方は2つあって、1つは尿、2つ目は汗です。
どちらの出し方も塩分が必ず必要なことなんです。
でも、そもそもなんで水分を出す必要があるの?と言えば「ずばり体温をあげるため」
体温をあげるためには体中の水分(血液)を動かす必要があるワケでそれをするための良い知恵が塩分をとることなんです。
体表面の水を出したいから、塩をとることで体の水分を出して体温を保ち、健康的な体でいることが出来るんですね。
体に0.9%の塩分があれば、これがしっかり入っていると水分が抜けないと言われます。
塩分不足の結果、どんなことが起きるかと言えば、「むくみ」に繋がってくるようです。
もし、朝起きて顔や手や腕まわりがむくんでいるようなら、塩分が足りないと言うことです。
ちょっとした梅干しやヒトつまみで構いませんので生活の中に塩を取り入れると良いですね。
そんな偉そうな僕ですが、いつも、むくんでいます!笑
特に顔がパンパンに・・・・・泣
結局、東北人がしょっぱい食べ物を好んでいるのは厳しい冬を乗り越えるための1つで知恵でもあるのです。
それに味を濃くすることで食品も日持ちするケースが多く、寒い冬で少しでも食べ物を保存しておくためでもあったのですね。
釣り前後にあったかくて濃いラーメンとか急に食べたくなることありません?
あれってもしかしたら、体を温めるための本能的な部分かもしれませんね。
釣りは海や川など水の近くで楽しむ遊びであり、特に東北で晩秋から冬に釣りをするときは寒さ対策は必須です。
全く寒くない格好をすることは前提ですが、「塩」と言う力を借りて暖かい体温を保つことを心がければ、より健康的なフィッシングライフをおくることが出来るはずです。
簡単に説明しましたが、参考にして頂ければ幸いです。
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