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    雑誌からネットへ「釣り業界の広告の変化」

    1. 源流イズム(アングラー教養)
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    釣具業界の広告の変化

     

    時代は代わり、道具の情報がネットで無料で手に入ることが増えてきました。

    メーカーによってはカタログを全て電子化してしまい、製本しないケースもあります。

    それだけ、SNSやネットでの検索を利用して商品を探す人が増えている証拠でしょう。

    (カタログ作成廃止の理由は経費的な部分もあるのかもしれませんが・・・)

     

    ネットを通して道具の種類を知ることが増えてきましたね。

    例えば、シマノのロックフィッシュ用の竿が欲しいと思えば、ネットで「シマノ ロックフィッシュ 竿」と検索すれば、公式ホームページなどが出てきます。

    簡単に一瞬で商品の有無を知ることができるのです。

     

    昔はその役割が「雑誌」と言う媒体でした。

    雑誌が売れていた時代は、釣具屋と雑誌にしか情報がなかったのです。

    道具の情報も雑誌という広告媒体を通して釣り人へ伝えていたのです。

    (その証拠にバサー2019年6月号は最初の1ページから28ページ目がずっと広告です)

     

    また、釣りに必要な貴重な情報を載せる場としても活躍していました。

    雑誌の大きな時代の流れとして、20年近く前は雑誌に釣り場のポイントの詳細なデータを載せることは普通に行われていました。

    そうした情報をアングラーが欲しくて雑誌を購入していたのです。

    (さり気無く広告を載せることで雑誌側は商品の広告をしていたわけです。)

     

    ある時、雑誌の釣り場のポイントを載せる行為に批判の声が上がり、具体的なポイントを載せることを自粛していったそうです。

    日本と言う国は島国で人口に対して土地は狭いですから、釣り場は限られてきますし、雑誌に情報が載って仕舞えば、場荒れが進むケースも多かれ少なかれあったのかもしれません。

    そうしたアングラーが一番欲しい釣り場のポイントと言う情報を出さなくなり、毎年同じような企画、同じような記事が続き、釣り人側の雑誌離れが生まれます。

    少しづつ雑誌が売れなくなっていったのです。

     

    そうした状況でも日本で新しい釣りムーブや企画を起こして、雑誌は長く生きてきました。

    例えば、海で言えばエギングブーム、アジング、メバリング、などなど・・・

    バスで言えば、ビッグベイトブーム、アラバマリグブーム、陸王などの企画などなど・・・

    時代的にルアーフィッシングも海で盛んに行われるようになり、ライトゲームなど日本独自の釣りも発展していき、雑誌は再びそうした最新の情報が欲しい釣り人の情報源となっていたのです。

     

    しかし、そうした流れにも大きな変化が訪れます。

    ここ数年間で大手の釣り雑誌が相次いで廃止になり、釣具業界にも大きな変化が出てきたのです。

     

    これは明らかに雑誌を買う人が少なくなりネットという広告媒体(サイトやメディア)が強くなってきている証拠です。

    大手の雑誌に代わる商品の広告媒体が「釣り関係のサイト(メディア)」にどんどん移行していく時代もそう遠くないでしょう。

     

    僕のこのサイトを運営している立場上、ネット情報の流れはよく観察していますが、最近は大手の釣りサイトやメーカーの公式サイトがめっきりと強くなってきました。

    つまり、ネットで検索すると上位に表示される可能性が高いのが公式サイトや大手の釣りサイト(メディア)であるということです。

     

    公式サイトがどんどん良質な記事を出していますが、初心者はこうした公式サイトを選んだ方が良いと思います。

    特にシマノが作っているロックフィッシュ初心者向けの記事は非常にわかりやすいです。

    全国のあらゆる根魚に対応! 『ハードロッカーBB』でロックフィッシュを始めよう!

     

    大手の釣りメディアの記事

     

    僕は数年前から大手の釣りサイト(メディア)に載っている釣り情報の希薄さに危機感を感じている立場の人間です。

    (釣り雑誌が立ち上げた釣りメディアをのぞく)

     

    明らかに雑誌の記事レベルには到底劣ります。

    雑誌は何ページも記事を書いてその中から吟味し編集し、記事としています。

    担当者は任された枠を数週間の時間をかけ、作っていきます。

    そのため、記事のクオリティはお金を出しても良いと思うレベルのものが多いです。

    つまり、プロの仕事。

     

    しかし、ネット上の大手サイトは釣りのことが書けるライターに「何文字でいくら」か「1記事いくら」という成果報酬で下請け会社もしくは個人に依頼しています。

    そのため、作成のライター側は早く記事を作り終えることでお金を得ることができるため、記事の内容もそれなりだったりします。

    特にサイト運営側が添削をしたり、高いクオリティの記事を求めない場合、希薄な情報の記事が増える傾向は強くなります。

    目的はGoogleの検索で上位に表示することだからです。

     

    上位表示の「オススメのロッド的な記事」は、ほぼ例外なくライターがロッドに触れずに記事を書いているのがよくわかります。

     

    例えば、「〇〇釣りにオススメの竿はこちら」という紹介している記事では、どこでどういう時に使って良いロッドなのか全くわからない記事になっています。

    竿の硬さもL(ライト)が紹介されていたと思えば、次はMH(ミディアムヘビー)が紹介されていたり、点でバラバラのため初心者の人はよくわからずに購入してしまいます。

    結果的に、そのサイトの記事を真に受けてしまい、自分の釣り場に合わない道具を選んでしまう人が出てきます。

     

    さらに言えば、ネット上やムック本から拾ってきた情報を丸パクリして記事を作成したり、記事の引用元が不明瞭なケースも多く、魚の生態的な説明も間違っているケースも多数見られます。

    そのため、そのサイト自体が「信用して良いのか?」よく考えて閲覧する必要があります。

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