「アイナメに人気!」リングマックスパワーオーシャンの得意アクションについて



エコギアリングマックスパワーオーシャンとは

 

 

ノリーズから発売の「リングマックス バス」を対ロックフィッシュ様に変更したシリーズです。

 

カラーがロックフィッシュカラーに変更になりました。

 

変更点は、マテリアル、味、匂いなどの変更はなく、カラー追加のみとなります。

※エコギアスタッフ確認済み

カラーは以下の通りです。

 

・010パールグロウ

・323北陸クリアホロ

・372三陸リアスレッドⅡ

・384ホットオレンジフラッシュ

・408ウォーターメロンバグ

・411シルキーオレンジイエロー

・414魅惑パープルカモ

・434アボカドチャートハーフフロート

・435ボトムクローラー

・451チラチラ挑発クロー

・461 クラブ&ゴビィ

・462 タフタイムカモ

・463 ボトムバーサタイル

・464 ハイプレッシャーマジック

 

多くのPOC(パワーオーシャンカップ)でも数々の成績を納めている優秀なワームです。

大会では、使用し上位に入ったアングラーが使用していたワームランキングで10以内にランクインしています。(3.6インチ)

 

扁平ボディに深く設定されたボディのリブ

 

 

他のメーカーのワームに比べ、リング状のリブが非常に深く、大きいです。

通常はリング状のリブが付いていることで、ワームのしなやかな動きと水をよく掴む動きがでるのですが、リブを大きくすることで掴む動きが大きく、波動を強くしています。

 

つまり、リングマックスバスが作られた時から強波動を出す意図を持っていたのです。

この強波動は遠くの魚を呼び寄せ、また魚の側線(波動を感じる部分)に強く訴えます。

ロッドでサビいて引っ張ってみると、感度の良いロッドならブルブルと感じると思います。

そのため、個人の感覚ですが、他のエコギアワームに比べ抵抗感が強めです。

 

ワームのフォールを理解することが使いこなす秘訣

 

扁平ボディのワームですが、フォールアクションに最大の肝があります。

まず、フォールの動きをだすためにフックは横向きにセットしてください。

 

そして、ワームを海水に入れた時の写真を見てください。

完全に浮いています。

 

バラバラにしても・・・

浮いています。

 

つまり、ワーム全体的に浮く素材を使っているのです。

 

フックをセットしてみると・・・

綺麗に水平姿勢を保ち沈んでいます。

フックを小さくしてみると・・・

 

テールがやや上がり、ゆらゆらしています。

ボトム着底時にはこんな感じになっているイメージがつきましたか?

 

シンカーをつけて落としてみると・・・

 

 

ワームがシンカーに引っ張られて沈んでいき、シンカーが沈んだ後に、ワームは水平に近い状態で、姿勢を保ちながら落ちていきました。

つまり、フリーフォール時の姿勢が非常に綺麗なんです!!

そして最大のキモですが・・・

 

ワームをシンカーで引くとテールが動きます。

その後、シンカーが着底し、ワームがフリーの状態になるとテールが動かなくなります!

つまり、ワームを動かすと厚みのあるテールが波動を生み、フリーの状態でフォールするとテールが動かず沈んでいくのです。

 

この強と弱のスイッチこそがこのワームの真骨頂です。

 

別の言い方をすればテールはフォール中に動きにくいテールだからこそ、動いた時の波動が強く、かつフォールでのメリハリが出せるワームと言えます。

魚の目の前で動かしてフォールさせると、リアクションバイトを誘い出しやすくなるということです。

アクションとしては、テールを動かすために一度リフトし、フォール時にラインテンションをやや抜いてフォールさせます。

 

この際にシンカーは着底しても、確実にボトムまでワームが落ちるまでの間を取るのが基本です。

テキサスでも動きは出ますが、ダウンショットが一番メリハリのある動きを出してくれますね!

また、渋い時なんかはこのメリハリのあるアクションの後に、ボトムステイを入れるとバイトチャンスが増えます。

 

実はアクションリズム的にはスローダウンするワームなんですね。

 

ロックマックスやパルスワームとの違い

 

同じ形状のバークレーから発売のパルスワームやエコギアから発売のロックマックスはヘビーテキサスからライトテキサスまで幅広い重さに対応し、かつ様々なシチュエーションに対応していました。

以前の東北では、パルスワームのガルプシリーズは、毎年売り切れになるお店が出るほど、人気のシリーズでした。

また、ロックマックスも大きいリブがなく波動が少し弱くなるものの、テールの役割はパルスワームに近いものがあり、僕の中ではどんなシチュエーションにも対応するサーチルアーとしての位置づけでした。

 

しかし、今回海用に出たリングマックスは、明確に食わせのワームという使い方があり、さらにボトムとのコンタクトが必要なことから、よりバスフィッシングに近い技術を求められるワームでもあります。

そのため、ロックマックスやパルスワームとは違うシチュエーションで使用することが大事です。

 

例えば、堤防でそこに魚がいるのがわかっているんだけど、何か食わせるきっかけが欲しいという場面でこそ、リングマックスの効果が発揮されます。

汎用性の高いロックマックスも従来の使い方で、サーチルアー的な役割ができます。

しかし、リングマックスが加わったことで、より使い分けが進んでいくと思います。

 

僕の中で、3インチロックマックスは、とにかくかっ飛びますので、サーチルアーとしての地位は不動のものとなっています。

 

アイナメに最適!

 

使い方を調べてみるとズル引き、ヘビーダウンショット、テキサス、などボトム中心での食わせに特化している点が大きいです。

そのため、波動の変化に敏感でボトムで食わせるアイナメには効果抜群のワームだと思います。

メーカーから発売されているカラー選定もハタではなく、アイナメを意識している感じがします。

 

魚の目の前で、強い波動を出して泳いでいると思ったら、急に波動がなくなるんですから、魚からしたら反射的に口を使ってしまうこと間違いありません。

もちろん、しっかりとスイミングからボトムバンプまで対応しています。

個人的に3インチとジグヘッドで、岸壁に張り付いている個体に対して、ホバリングしている小魚を装って、止めておくのを試してみたいです。

 

ワームが綺麗な水平姿勢で漂うのはいろんな使い方が考えられますよね!

ヘビキャロ、ワイヤーベイトのトレーラーなどなど・・・

 

最後に

 

これまで誰でも使いやすい、汎用性の高いワームを世に送ってきたエコギアですが、ついにテクニカルな技や、ワームへの理解がないと使いこなせないワームを出してきました。

正直、これまではどのワームも全くの初心者が投げて、落として、上げての繰り返しで誰でも釣れるワームがほとんどでした。(もちろん使い方はそれぞれありますが)

 

しかし、今回のリングマックスは食わせという明確な用途と特長があり、レベルが上がっているロックフィッシュアングラーや魚が釣れにくくなったフィールドに対する答えのような気がしています。

また、こうしたアクションを出すためにはシンカーやタックルのバランスが非常に大事になってきます。

 

今後も、オススメのシンカーやセッティング、そして、タックルバランスがあればご紹介していきます。

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