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ベイト直結でのフロロ14ポンドは優秀だった!「ロックフィッシュ」

ロックフィッシュゲームにおけるフロロカーボン14ポンドの話です。

ちょっとマニア向けの話かもしれませんね。笑

簡単に言えば、16ポンド、20ポンドを使用している方に向けてラインを一段感細くすることのメリットをお伝えしている記事ですが、注意点があります。

それは、フィールド毎に適正なラインポンド数がわかる人のみが実践して欲しいということです。

つまり、ある程度経験されている方向けの記事となりますのでご了承ください!

 

ロックフィッシュにおける一般的な14ポンドの話

 

14ポンドのフロロと言えば、バスフィッシングにおいて非常によく使われるポンド数でもあります。

なぜかというと、スピナーベイトなどの巻物にちょうど良いから。

知っている方は知っていますが、スピナーベイトなどの巻物は一見ラインをピンと張っているようで実は張っていません。

14ポンドくらいのラインになると、巻いていても若干ラインがUの字になり、スラックが僅かにでた状態でリーリングすることが可能なのです。

スラックが出ていることで、魚のバイトが増えるんですよね!笑

 

巻物と言えど、ラインが張った状態ではバイトが出にくいのは周知の通りで、何かストラクチャーやカバーに当てて巻くのが最も魚から深いバイトをとることが可能です。

そして、14ポンドは12ポンドでは出せないラインスラックをゆっくり巻くことで演出できるすごいポンド数なのです。(ウエイトは10gから17.5gの使用前提)

スラックの演出と言う表現をしましたが、適当に巻いていてはできません。

あくまで14ポンドならではの釣れる巻きスピードが存在するんですね。ここは使うルアーやウエイトで変わりますので、僕は逐一調整。

このニュアンスは使い比べてみないとわかりにくかも・・・・笑

 

この記事を検索した人は結構センスあるんじゃないでしょうか!?

 

特に東北のロックフィッシュゲームでは、12ポンドだと切れる可能性があるストラクチャーや険しいガチャガチャのポイントで14ポンドにあげてベイトタックル直結で使用することが多いと思います。

つまり、フィールドのストラクチャー次第で使うか使わないか決めるラインだと思うのです。

しかし、これは一般的な話です。

 

先ほどの巻きで14ポンドのスピナーベイトを使う理由を思い出してください。

仮に海でのテキサスリグになったとしても、ジグヘッドになったとしてもラインスラックを海でも使いこなせることが出来れば、非常に戦略的なラインポンド数として用いることが可能です。

 

これが16ポンドになると、一気にラインブレイクのリスクが減りますが、魚のバイトに影響を与えてしまうのです。

なぜなら、僕の経験上16ポンドはかなり重めのリグを使わないとどんどんラインの重さでルアーが手前によってきてしまい、魚からしたらフォール時に横に移動しすぎているためです。

しかし、14ポンドになれば絶妙なフォールが演出出来ると感じています。

 

また、一般的にハードロックフィッシュに用いられるXHやHクラスのベイトロッドではバランスを考えると16ポンドが中間くらいになりますが、実は14ポンドくらいが扱いやすい最も細いラインポンド数であると個人的に感じています。

XHで12ポンドを使ってしまうと、アワセ切れが多くなりますし、20ポンドを使うと使用するルアーウエイトが重くないとリグの操作性が極端に落ちます。

そのため20グラム前後までのルアーを扱う場合、感覚的に14ポンドか16ポンドという選択肢になるわけですが、ルアーのフォール時の動きを考慮すれば14ポンドがちょうど良くなる訳です。

 

僕はスピナーベイトやクランクベイトを海で使用する時は14ポンド基準に使っています。

 

12ポンドと14ポンドの決定的違い

 

12ポンドと14ポンドのタックルの違いについて、僕なりの見解を示したいと思います。

この2つのポンド数には決定的に違う点があります。

それはタックルによって、ラインブレイクするかしないかの差です。(経験上の話)

 

具体的に言えば、MH(ミディアムヘビー)の竿で12ポンドをフルフッキングすると、高切れの確率が上がります。(経験上の話)

バスなんかでテキサスリグを使っていると高切れしてしまうのですが、ロックフィッシュでも一緒です。

 

ノリーズのように低弾性の竿を使わない限り、フッキング時に注意が必要です。

 

もうお分かりかと思いますが、14ポンドはH(ヘビー)クラスの竿でフッキングしても高切れやラインブレイクが起きにくいラインという印象があります。

メーカーから出ているラインにもよりますが、基本的には12ポンドと14ポンドを迷った時、使っている竿のかたさを基準にすると間違いが少ないです。

 

ただし、ロックフィッシュでベイトタックルを用いる場合、飛距離が出るのは12ポンドの方です。

現場ごとにラインの太さを変えていきましょう。

 

慣れれば14ポンドは使いやすい

 

一般的には16ポンドから20ポンドライン直結でベイトタックルを使用することが多いですが、慣れてきて、釣り場をよく知っている方にはぜひ14ポンドを試して欲しい!と思っています。

ラインを細くすることで、操作性が変わること、飛距離が出ることを実際に体感して欲しいから。

 

初心者にはオススメしませんが、戦略的にあと一歩進みたい、他人と差をつけたいと考えている人は一度ラインを見直してみるのも良いかもしれませんね。

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