オオモンハタ

ボートロックフィッシュ必須のテクニック「エア抜きの話」

ボートでロックフィッシュを釣り上げた時に、水深が深ければ深いほど魚は水圧の影響を受け、体内の空気が膨張し、魚の体が膨らみます。
 
いわゆる、浮き袋に空気が溜まってしまう状態です。
 
こうなるとリリースしても魚がいた層まで戻ることができずに鳥に狙われたり、捕食できずに死んでしまいます。
 
ですのでリリースするならアングラー側のケアとして確実に行いましょう。
 
 
 
これはブラックバスでも同じやり方なのですが、魚へのケアとして非常に大事ですので、深場で釣りをする方は確実にエア抜き用のニードルを持参してください。
 
 
 
 
注射針みたいですよね。
 
実はこの記事で詳しく書こうと思っていたのですが、マグバイトさんの動画でしっかり説明されていました。
 
動画でみて頂いた方がわかりやすく早いので下記をご覧くださいね。
 

 
 
動画ではエラのすぐ後ろ側の中央部に刺していますが、肛門と側線の中間部でも大丈夫ですよ。
 
 
そして、補足事項として、ロックフィッシュのエア抜きをする時に指で押して、抜く人がいますが、魚のことを考えるなら海水にどっぷりつけた状態で、水圧でゆっくり抜いてあげるのが正解です。
 
例えば、乗合船に常に置いてある海水でいっぱいにしたバケツなどに魚を入れて、その海水の水圧でゆっくりと抜いてあげると魚にダメージが少なく、自然に空気が抜けていくので潜りすぎを防ぐことができます。
 
 
 
また、エア抜きしても死んでしまう魚がいます。
 
それは、目が飛び出ている魚です。
 
エア抜きをしても、生きる可能性が少ないのでキープしましょう。
 
 
少しでも目が飛び出ている魚は漁師さんや船長の経験談を聞いても死んでしまうということでしたので、キープを強くオススメします。
 
だいたい、水深40メートルくらいから巻き上げた魚は基本的に目が飛び出ている傾向があると感じます。
 
 
最後までご覧いただきありがとうございます。

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