『エコギア熟成アクア』インプレ!夜通し釣りして試してみた結果・・・・



東北でロックフィッシュゲームが一番厳しくなる時期はいくつかありますが、今回は真夏の8月に、エコギア熟成アクアのポテンシャルをチェックすべく、フィールドに出かけました。

東北のロックフィッシュゲームは夏が厳しくなる時期です。

2月などの真冬も厳しくはなりますが、夏もロックフィッシュの活性が下がっている傾向がありますので、あえて真夏に、本当にエコギア熟成アクアは効果があるのかどうかを確認してきました。

 

条件は以下の通りです。

 

 

◯リグはジグヘッドのみの使用(水深に合わせて、5グラムから7グラム使用)

◯ワームの種類で釣果が変わる恐れがあるため、エコギア熟成アクア「ミルフル」のみ使用。

◯ラインの太さは、メインラインPE0.8号、リーダー10ポンド。

◯ロッドは7フィートのライトアクション。

◯6時間連続で釣りをする。

◯初心者の釣りを想定して、スイミングとリフトアンドフォールの釣りのみで行う。

 

こういった条件で、インプレを開始したいと思います。

 

エコギア熟成アクアとは

 

ルアーと餌という概念を破壊した新しいタイプのソフトルアーです。

使用範囲は堤防から船まで、あらゆるターゲットを誘うソフトルアーで、シチュエーションを選びません。

アイナメ、クロソイ、メバル、タケノコメバル、ムラソイ、アカハタ、オオモンハタ、キジハタ、ヒラメ、スズキ、マゴチ、カレイなどなど・・・

 

また、餌釣りメーカーであるマルキューが販売しているメーカーとあり、天然素材にこだわっています。

そのため、自然環境まで考えられた商品です。

 

※生分解性のため、根掛かりして、海の底に残っても時間の経過と共に溶けて海の成分となります。

ただし、メーカーとして海に捨てないようにと推奨しています。

大会に参加するエキスパートから初めて釣りをする方まで幅広く使用されているソフトルアーです。

 

実釣開始

 

さて、今回は上記にあるような条件の元、堤防二つをハシゴして釣り。

潮の動きとして、満潮から干潮に向かう下げのタイミングで釣りをしました。

まず、一つ目の堤防。

 

一つ目の堤防概要

沖には砂地が広がり、手前にある堤防の基礎周辺に魚が着いているようなエリア。

冬になると大型のメバルから小型のメバルで有名なポイント。

 

まず、広範囲を探るために沖側にキャストして、ジグヘッドをスイミングさせるように横引きして誘い、フォールさせていきます。

沖側は砂地ですが、ところどころ水草などが生えているため、そういう場所に着いている魚を狙います。

開始、1時間堤防をハイスピードで探りますが反応なし。

結構厳しい時間のようです。

 

そのため、リフトアンドフォールの釣りに切り替え、ジグヘッドを持ち上げ、落とすという動きを繰り返していきます。

手前の堤防の基礎に入った辺りから、変なアタリが・・

ココッ・・

アワせると、小さなムラソイ。

※写真なし

 

 

アタリとは、魚が口を使った時の何らかの反応。

 

その後も、堤防のキワを丁寧に探ると、ムラソイが釣れます。

やっとキャッチした個体。

その後、手前を探るも反応が極めて薄いため、遠投し沖の根を狙ってみることに。

冬には様々な魚が釣れましたが、夏はかなり厳しいんですね・・・

 

そして、遠投先の水深の変わり目で、違和感を感じ、そのままジグヘッドをフォールさせると・・

 

フォールとは、ルアーが底まで落ちていく動きのこと

 

強烈な引き!

これは良いサイズか!?と期待するも。

 

中型のムラソイ。

なかなか良い引きします!笑

嬉しくて、別ショット。

体高もあって、筋肉質な体しています。

この一匹で少し満足したので、移動することに。

二つ目の堤防でも、エコギア熟成アクアのみで実釣します。

 

二つ目の堤防概要

100メートル以上の長い堤防が続き、片方には消波ブロック。

片方は砂地の堤防。

時折、大型のアイナメや青物が回遊してくるポイント。

冬になると中型のメバルで有名なポイント。

 

5グラムのジグヘッドでメバルが釣れた!!

 

夜で危険のため、消波ブロックには乗らずに、砂地側の方でのみ実釣しました。

一投目、足元までリフトアンドフォールを繰り返すと、小さなバイト。

 

バイトとは、魚がルアーに口を使うこと

あまりに小さなバイトのため、待って糸を送り込んで、やっとノリました。

あれ?

メバルがバイトしてノッタことは初めてかも・・・

よくテキサスリグなどで釣りをしていると、小さなアタリを出してくる主がいます。

それがメバルです。

多くの場合、大型のジグヘッドや大きめのワームでは釣れません。

 

バイトはあっても、針掛りしないのです。

しかし、エコギア熟成アクアの力で、深いバイトを誘い、キャッチすることに成功しました。

 

しかも、同じ場所で続いてバイト。

彼もノッテくれました。

 

がっつり咥えています!

やっぱり!ルアーパワーがあるエコギア熟成アクア。

以前まで発売されていたエコギアアクアシリーズよりも、バイトは深いような気がします。

このメバルが証明してくれています。

これまで、口まで入りきらない魚が釣れたのですから、何よりの証拠だと感じます。

(※僕の地域の話です。)

 

続いて、堤防のキワを探っていくと、可愛いムラソイが釣れました。

口を使った魚が全て釣れてくれるのは嬉しいですよね。

その後も、同じサイズのムラソイが釣れ続きます。

 

そして、少し遠投して沖側の根を探ると。

ちょっと深い所にはいつも待機している、マゾイ君。

 

潮止まりの時間も近づき、一発大物を狙ってスイミングアクションで誘ってみます。

一定のリズムで巻き続け、アイナメなんかの大物が釣れればと思い、試していると・・・

 

コンっ!

きたっ!

 

なぜか、大アワセ。笑

珍しくエゾメバルが飛び出しました。

 

いろんな魚が釣れ、満足!

潮も完全に止まり、納竿としました。

 

普通のパワーワームシリーズ(エコギア)や通常のワームではアタリすらない状況でも、きっちりとバイトさせ、針掛りも良いです。

 

厳しい時期こそエコギア熟成アクア

 

厳しい時こそ、使うべきソフトルアーだと再認識した釣行となりました。

餌とルアーのハイブリット的な存在であるエコギア熟成アクアは初心者こそ使って欲しいワームです。

東北のロックフィッシュゲームはアワセるタイミングが大事な釣りであります。

その感覚を養うためにも、たくさんのアタリが必要です。

 

そのための練習にもなります。

また、潮が効いていないタイミングでもバイトがあるのは釣りの集中力も保たせてくれますよね。

 

汁漏れ対策は忘れないで

 

そして、最も大事なことは長くこのソフトルアーを使うためにも、汁漏れ対策を行うことです。

エコギア熟成アクアはその特性上、専用の汁につけておかなくてはいけないルアーです。

そのため、汁に浸した状態で保存する必要があります。

エコギアから発売の専用のアクアケースもありますが、僕はこのバーサスから発売のケースを利用しています。

全く漏れませんし、使い勝手も良いです。

 

エサ獲りが多いと・・・

 

また、一つ注意点としてフグなどのエサ取りが多い季節や場所だと、一瞬にして魚にかじられてワームが無くなってしまいます。

そのため、このエコギア熟成アクアだけあれば良いという訳ではありません。

初心者の方は、慣れてきたら通常のパワーワームシリーズも視野に入れて頂けると良いと思います。

 

魚がルアーを追いかけている感じがする

 

最後になりますが、エコギア熟成アクアを使って感じたことは魚の釣れる数が増えるという点とたまに魚がルアーを追尾しているのがわかることがあります。

二つ目はどういうことかというと、ルアーをリフトして最高点まで達した時に魚が追尾しだして、フォールした時にバイトする時の魚の動きがわかります。

感覚的な話で申し訳ないのですが、これまで感じることがなかった魚が長くルアーを追尾している感触です。

 

また、ミルフルのテール部分がしっかり、動いている感触も伝わってきます。

つまり、餌と表現するアングラーもいますが、僕は餌ではなくソフトルアーだと思います。

その証拠に魚がテールなどの波動で、寄せられて長い距離追ってきて、アタリを出すのだと思います。

最終的に、エコギア熟成アクアのニオイに魚が強烈に惹きつけられていてバイトするのです。

 

追記「バグアンツやロッククローの場合・・・」

 

エコギア熟成アクアシリーズのバグアンツやロッククローなども使ってみましたが、素材の関係上か動きが出ない上にワーム自体のアクションが出ない印象です。

 

ミルフルは優秀な動きをしていましたが、ホッグ系の熟成アクアは匂いで魚を誘うタイプのルアーだと割り切った方が良さそうです。

正直、アクションで釣るなら通常のパワーワーム。

匂いと味で食わせるなら熟成アクアシリーズと言った印象を受けています。

 

その中でもミルフルはアクションもするし、匂いも味もあるためオススメです。

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