釣りはリズムが大事
釣りをしていると余計な雑念が入り、集中力を欠くことや自分の思った釣りが出来ないタイミングってあると思います。
特にゲームフィッシングという概念で、限られたタイミングでしか釣りが出来ない時は、集中力が釣果に差を生むことも多いと思います。
例えば、早朝のマズメ1時間勝負みたいなタイミングです。
僕は、ついついボーッとただ釣りをしてしまったり(ボーッとする釣りもします)、時間を無駄にしているなぁと感じる釣りをしていることも多々あります。
今回は自分自身の釣りを見つめ直す意味でも、釣りの集中力を温存していく方法の1つをご紹介します。
リラックスと集中力を繰り返すことで、集中力の質を高め、かつ温存する方法です。
リラックスのタイミングでよく釣れることもあれば、集中力を持って望まないと釣れないタイミングがあると思います。
大事なのは、意図的に時間をコントロールして、釣り全体のリズムを作ることだと思います。
スポーツの時間配分から学ぶ
例えば、ロッククライミングの話をしていきます。
ロッククライミングについては、細かいところは詳しくないので、割愛します。
ロッククライミングは、とにかく様々な装備が必要になるそうです。
そして、金属性の器具も多く、大変な重さになります。
そうした道具をリュックサックに収納する訳ですが、岸壁にとりつくまで長い山道を歩かなければいけません。
冬の岸壁ともなると防寒具や食糧などを含め、30キロ近い荷物を背負うことは珍しくないとのことです。
これだけの荷物を背負っていると、単純に山道を歩いているだけでも、体力は一瞬で低下してしまいます。
おまけに、気温がマイナス30℃にまで下がる厳寒期の山では、座り込んだり、休んでいる間にどんどん体温が奪われていき、身体が動かなくなるそうです!
つまり、バテることは死に直結するのです。
そのため、どのペース配分で移動するか、体力温存をするかはかなり重要なテーマです。
例をあげると1時間歩いて10分休むペースを保つとします。
そうした場合、10分間の休憩のうちにチョコレートや熱いお茶を飲んだりしたりします。
長く休憩しても良くないですし、長く歩いてもいけません。
このように、1時間歩いて10分休む、そして、1時間歩いて10分休むというペースを保っていきます。
それを時計を見ながら正確に行うことで、身体の中にリズムを作り、体力を温存することにつながるのです。
釣りでも、リズムを作り集中力を保つ
釣りでも真剣に取り組むなら必要なのは、集中力です。
特にバスプロと言われるトーナメンターの方と一緒に釣りをした時に、まず一般人と集中力が違うなぁと感じました。
何というか、目の前のことに集中しているようで力が抜けているというか、釣りという行為に対して集中している感じですね。
竿の動きに集中しているというより、釣り全体に集中力を使っている感じでした。
とにかく、彼らにしかわからない集中力の使い方や領域があるのは間違いありません。
そう感じました。
ロッククライミングの例で、体力を温存するために、歩く時間と休む時間をうまく組み合わせて身体に良いサイクルを作り出したように、釣りでも集中力を温存するために、リラックスと集中を上手く組み合わせて、身体にリズムを作ることが大事です。
そうすることによって、脳に疲労も溜まりにくくなります。
これは大きなメリットだと思いませんか。
体力、そして脳の疲労さえもこうした時間配分などの工夫次第で、コントロールすることができるのです。
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