釣り好きの子供に育てるには、幼少の頃の生き物体験が必要



不完全燃焼過ぎる子供の頃の釣り体験(筆者)

 

さてまず、誰も興味ないかもしれませんが、僕の幼少の頃の釣りとの出会いです。笑

 

ある日、父親と母親に、釣りのできる自然公園のような所に連れられていきました。

特に僕が行きたいと言った訳ではなく、ただの家族団欒として行ったのでした。

公園や山の中を散歩して楽しいと思いつつ、人がすごく集まっている所にいくと、小さな池がありました。

 

その池はイワナやヤマメ、ニジマスが元気よく、しかも大量に泳いでいます。

しかも、バンバン飛び跳ねていて・・・

魚って元気なんだぁと、当時の僕に印象付けてくれました。

 

親にせがみ、とにかく釣りをしてみたいということで、釣竿をレンタル。

 

確か、竹竿でした。

そこに練り餌のようなものをつけて、池に垂らしてみると魚がすごい勢いで飛びついてきます。

もう入れパクですね。笑

 

竿がどんどん引き込まれ、プルプルっといった感触で一瞬で病みつきになりました。

 

次もやりたいとせがみ、二回目の釣り!

また、即釣れました。

もう止まりません!!

 

しかし!!!

 

ここで父親からストップフィッシングコール・・・・・

魚を持ち帰らなければならないルールのため「これ以上はいらんだろうコール」でした。

 

僕は必死で抵抗し、なんとか続きをさせて欲しいと頼みましたが、全く聞いてもらえず。

かなり、拗ねて帰った記憶があります。笑

 

 

あの、魚から伝わるプルプル感、強制的に終了したための釣り欲。

結果、その後はいつも、親戚のおじさんや親に釣りの催促をしていたと思います。

 

今考えると、あれが釣りをするきっかけになった原点だったかもしれません。

その後、幼稚園から小学生になった僕は、釣り仲間ができ海釣りに出会います。

 

ハマるのは時間の問題でした。

 

ハマった後も子供だけで海にいくのは危険が伴うため、釣りに行きたくても勝手に釣りにいけない日々を悶々と過ごしていたと思います。

 

幼少の頃、一回でも釣りを体験することが大事

 

以前、読んだ書籍で生き物に興味のある大人になるには、幼少の頃、一度でも生き物と直接触れ合う経験が非常に大事であると書かれていました。

 

つまり、将来海に興味を持つ人は小さな頃に海での体験を、山に興味を持つ人は山での幼少時代に体験をしていることが非常に大きいと思います。

この体験がゼロかイチかでは将来に大きく影響してくるのですね。

 

やはり、子供の頃に様々な経験をさせてみて、子供に好きなことを選択させるという育て方が一番伸び伸び育つのかもしれませんね。

 

よく、二十代になって自分のやりたいことや趣味が見つからないという同期や同年代の方がいますが、勉強ばかりしてきているような子が多い気がします。

 

終身雇用制度も危うい現代ですから、勉強して大学に行って就職するという生き方は通用しない時代になってきています。

親が子供の幼少期にどんな影響と環境を与えるかが非常に大事になってくる時代なのではないでしょうか。

衣食住に困る時代ではありません。

 

これからの時代は、より便利になっていきますし、趣味や自分の好きなことが仕事になる可能性もありますから、子供にはたくさんの体験をさせるべきだと感じました。

その結果、子供が何かのプロや研究者になってくれれば、それで幸せな生き方なのかなぁと思ったりしています。

 

まぁ、僕子供いないんですけどね。笑

 

若い人は釣りをしなくなった事実について

 

よく、最近の若い人は釣りをしなくなったとか、中高年ばかりの趣味という印象を持たれている方も多いです。

確かに時代を考えれば、家の中にいても楽しいことは昭和に比べて格段に増えました。

例えば、インターネットという存在がここ20年で大きく伸びました。

 

子供は周りのみんなスマホ持っているからと親に欲しいとせがみ、スマホばかりいじっているようです。

僕の時代はケータイ電話が流行り始め、みんな持っていたので、せがみました。笑

 

ですので、その気持ちわかります。

 

脱線してしまいましたが、スマホの存在、手軽にネットに繋がる環境を得た人は、家に篭るという選択するのも無理はありません。

 

ここで、両親が幼少期の頃にどのような体験をさせるかが重要になってきます。

例えば、釣りを経験した子供としていない子供では、将来自然に触れる確率は、大きく変わってきます。

 

どんなに家で楽しむものが増えたとしても、自然の中でしかない感動や興奮があります。

 

また、釣りや生き物の採集、観察、水遊びなどを一度教えると子供達は勝手に楽しみます。

好奇心旺盛ですからね、子供たちは!

それに釣りは自由で独創性のある考え方が身につきやすい遊びだと思います。

釣れないと色々工夫するからです。

 

幼少期の経験が自然を好きになって外にでるか出ないかの差になりやすいと考えます。

時代的な背景も考慮しても、若い人が釣りをする機会が少なくなったのは、親が外に連れ出さなくなったことも原因の1つではないかと感じています。

 

大人が積極的に自然と触れ合う楽しさを伝えていかないといけないと思っています。

 

こうしたブログでさえも、若い人がみる機会があってそれが釣りに行くきっかけになったとしたら、それはそれで非常に嬉しいことです。

そのため、釣りをさせたい、もしくは楽しんで欲しいと両親が思うのであれば、幼少の頃に釣りの体験をさせておくことが大事だと感じるのです。

 

僕自身もあの小さな池での釣り体験が全ての原点だと思っていますし、あれがなければ、このブログも書いていなかったかもしれません。笑

将来、どんな趣味や仕事を選択するのは子供自身ですが、その原点となる経験をさせるという意味では、自然に触れさせる体験という効果は無限大です!!!

 

今は、釣りをして、本当によかったと思っています。

きっかけを与えてくれた両親に感謝したいと思うこの頃です。

 

ありがとう。

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